初めて仕事をする相手では、これからのことを考えると親密な仲になっておいた方がいいですよね。
一緒に仕事をしていくプロジェクトの仲間、取引先との交渉相手などのビジネスの場面では相手とできるだけ距離を縮め仕事をやりやすくすることが重要です。
そんなてっとり早く人間関係を築けるテクニックが
・会話のなかにさりげなく相手の名前を入れること
・会話の中にあいづちを入れること
それにはどんな効果があるか、解説していきます。
この記事はこんな人におすすめ
・一緒に仕事をする人と仲良くなりたい
・これからも良好な関係を築きたい
・初対面でコミュニケーションがうまく取れない
相手の名前を呼ぶことの効果
例えば、会話を繰り返すうちに一緒に仕事をする相手がグルメ好きだと知ります。
そんなときは「美味しい店教えてください」と聞くより
「〇〇さん、美味しい店教えてください」と聞いた方が、相手の印象に残りやすいです。
相手の名前を呼ぶことで、より心理的距離を縮めることができ、親近感を抱かせる効果がありからです。
しかも簡単すぎますよね。即効性もありますのでぜひ使ってみてください。
5分で1回
名前の呼びすぎは逆効果。
ある実験では、初対面の男女に15分間話をしてもらい、男性に会話の中で相手の名前を6回以上呼ばせたところ
実験後女性からは「軽い、信用できない」といった評価が下されました。
名前を呼ぶのはだいたい5分に1回程度がちょうどよいでしょう。

あいづちを駆使して聞き上手になろう
人と親密な関係になるには、相手に気持ちよく話してもらうような気遣いが必要です。
そのための簡単なテクニックがあいづちです。
自分の話を聞いてくれるというのは万人が嬉しいと思うはずです。
うなずきは、同調や許可、承認などを意味する動作で、「面白い話だ」「おっしゃる通りです」というメッセージ性も含まれています。
「そうですね」「なるほど」などの簡単なものでいいのでタイミングよくあいづちを入れると効果的です。
これもあいづちを打ちすぎると逆効果になってしまいますので気をつけましょう。
共通点を探そう
会話を進めていく中でお互いの共通点を見つけるのはさらに親近感を高めます。
例えば、さりげなく自分の個人情報を会話の中におりまぜるのもよいでしょう。
ボクは「〇〇地方の出身で…」「お、私もだよ」といった具合に、自然に相手との共通点を見つけることができます。
もし一つでも共通点が見つかれば、ラッキーです。
空気感が少し和むというか緊張が解けることが予想されますよね。
共感できる部分が多いほど関係は安定するというのが、ハイダーのバランス理論です。
ハイダーのバランス理論
アメリカの心理学者ハイダーはある人と他者、事象の3者間で不均衡を避けて、バランスを取ろうとする心の動きがあることを理論化している。
仕事でも恋愛でも、相手とより親密な仲になりたいのであれば、共通点を探すようにしましょう。

最後に
会話の中に名前を入れるって簡単そうですけど、意外とみんなできてないんですよね。
ボクも意識的に名前を呼ぶ、共通点を探すようにしたら仲良くなるスピードがはやくなりました。
個人差があるので、うまくいかないときはうまくいきませんが笑
ですが、即効性があり、積極的に取り入れたほうが得するなと感じました。
ではまた。(/・ω・)/

