体を大きくするため、マッチョになるために筋トレに励んでいる方にとっては、ベストボディ、フィジーク、ボディビルなどのコンテストは憧れの舞台ですよね。
しかし、そんな舞台に出るつもりはないけど筋トレに励んでいる方も多いと思います。
コンテストに参加し、成績を残すのであれば、減量(ダイエット)は必須となりますが
今回はコンテストに出ないけど減量ってする必要あるの?という疑問に答えていきたいと思います。
結論から言うと、減量すべきだとボクは思います。
目次
コンテストに出ないけど減量した方が良い理由
減量した方が良い理由について紹介する前に、基本事項に触れておきます。
- 減量とは 体の筋肉をできる限り残したまま、脂肪を落とすこと
- 増量とは 摂取カロリーを消費カロリーより多くし、筋肉を増やすこと(脂肪もつく
基本的に筋肉をつける工程では減量期と増量期に分かれます。
増量期はたっぷり食べて、トレーニングを行い筋肉を蓄える期間です。
この時に筋肉と一緒に脂肪もついてしまいますがこれは仕方のないことで、理論的に筋肉を大きくさせるにはどうしても筋肉と一緒に脂肪はついてしまうのです。
減量期は筋肉量をできる限り残したまま、前述の増量期でついた脂肪を落とす期間です。
ちなみに個人によりけりなので時期は前後しますが増量期は秋〜冬(9月〜3月)減量期は春〜夏(4月〜8月)に設定している人が多いです。
それでは、コンテストに出ないけど減量した方が良い理由について紹介していきます。
ずっと増量期で筋肉をつけるのは難しい
増量期で筋肉をつけるには摂取カロリー>消費カロリーであること、すなわちオーバーカロリーの状態を保たなければいけません。
体重が増えていくと、消費カロリーも増えます。
そうなるとオーバーカロリーを保つためには、食事量を増やさないといけません。
そうするといつか自分の限界以上の食事量を食べないと筋肉が大きくならない状態になってしまうのです。
食事の食べ過ぎは体に負担のかかることであり、病気のリスクなどが高まりますのでオススメできません。
そのため、1年のうちの一定の期間は減量期を設けて体重(脂肪)を落とし、また増量期で筋肉をつけやすくするというサイクルがベストです。
- ずっとオーバーカロリーの状態を維持するのは難しい
- 増量期だけでなく、減量期を組み込むことが筋肥大への近道
体脂肪率が低い方が筋肉がつきやすい
体脂肪率が低い状態だと、テストステロン値が高くなります。
テストステロンは筋肉を大きくする作用のあるホルモンであり、男性にとって多くのメリットがあるホルモンなのでどんどん分泌しましょう!
反対に、体脂肪率が高い状態であると、アロマターゼという物質が作られやすくなります。このアロマターゼとは、テストステロンをエストロゲンという女性ホルモンに変えてしまう作用があります。
このエストロゲンは脂肪の蓄積、筋肉の成長を抑えるなど、体の女性化を進めてしまうホルモンです。
そのため、できる限り無駄な脂肪をつけないこと、増量期だけでなく、減量期を設けることが重要です。
体脂肪率が低いと筋肉がつきやすくなる(テストステロンの作用)
体脂肪率が高いと筋肉がつきにくくなる(アロマターゼの作用)
体脂肪をできる限りつけないこと、減量期を設定しよう
カッコいい体を維持するため
ボクもそうですが、多くの方が筋トレを始める理由は
「筋肉質でカッコいい体を作ること」だと思います。
カッコいい体は夏の海にも映えますし、異性にも好感を持たれやすいでしょう。
しかしカッコいい体に多くの脂肪はいりません。
筋トレ本来の目的を見失わずに、増量期だけでなく減量期も設けると吉ですね。
(ちなみにプロレスラー体型を目指してるんだ!って方はもちろんのことですが、自分の理想を追求してください)
減量が大変になる
脂肪がつきすぎると減量がすごく大変です。
仮に、増量期を9月〜3月まで行い、13kgほど増えたとします。
筋肉の増加量も見込んで脂肪を10kg落とそうと計画すると
減量期の4月〜8月の5ヶ月間で10kgを落とすことになります。
1ヶ月に2kgなのでまぁ許容範囲内ですね。(楽ではないです)
では数年減量期を設けずにいた場合、仮に増えてしまった20kgを落とそうとすると
5ヶ月に20kgなので1ヶ月に4kg落とさなければいけません。
まーきついですよね。
また減量期間を長くするのもオススメできません。
精神的にも辛いですし、筋肉をロスする可能性が高くなります。
減量を少しでも楽にするため、1年のうち一定期間は減量期を設けましょう。
どれくらい減量すればいいの?
コンテストに出ないのであれば「腹筋がうっすら割れてるくらい」でOKです。
それ以上減量を進めると筋肉を減らしてしまう可能性が大きくなります。
基本的にコンテストに出るような体脂肪率ですと、健康的には悪いです。
免疫機能が弱まり風邪や病気にかかりやすくなります。
まとめ
以上がコンテストに出ないけど減量した方が良い理由でした。
- ずっと増量期で筋肉をつけるのは難しい
- 体脂肪率が低い方が筋肉はつきやすい
- カッコいい体を維持するため
- 減量が大変になる
ボクも今、絶賛減量中です。
減量は基本的に辛いですが、自分の体の脂肪が減っていき、筋肉が浮き出てくるのは楽しいです!
減量頑張りましょう!
ではまた(/・ω・)/(@mitsumaroblog)